秋の植栽2023(花壇編)

#秋の植栽

2023年11月5日の聖籠花壇です。この日は花壇の植栽を行いました。

この冬は暖冬とのことで、11月に入ってもなかなか気温が下がりません。あまり気温が高いと消毒していない育成球根がダメージを負いそうなので、気温の低下を待ってプランターの植栽は次週へ持ち越し、花壇だけ先行することにしました。

まずは花壇の土から、球根を植えたあとに被せる土を花壇脇に置いたビニールシートに取り分けます。

そして腐葉土を入れた花壇を耕します。

▲力仕事を担当してくれる男性陣がいると心強いです!

水をやったときに土の表面がデコボコしてると、水が溜まったり、行きわたらなくなるので丁寧に手で土を均して、650型プランターで植栽位置をマーキングします。

▲地面にギュッと押し付けて、植える位置をマーキング!

正しいプランターの使い方ではないですが、こののちプランターは球根入れとしても大活躍! 上手に使ったもん勝ちです。写真には写っていませんが、女性陣が花壇の横で球根をプランターに取り分けています。マーキングしたエリアに植える球根の数を数える声が聞こえます。

▲花壇に28個スタンプし、それぞれ20~25球ずつ植えて行きます。

この日花壇に植えるのは小さいアカデミークラスの球根たち

市販のアルビレックスの球根を見たことのある方はご存じかもしれませんが、市販球のサイズは球根の周囲が12cm以上ある大きいサイズ。アカデミークラスはこの半分~1/4くらいの小さいものです。

これがおよそ600球! 小さくとも花が咲くギリギリのサイズを選び、育成するため花壇に植えています。球根を育成する場合、プランターよりも地面に直接植えた方が育ちがよく、球根のコンディションもいいようです。

チューリップは植えて花を咲かせるだけなら難しい植物ではありません。チューリップの品種によっても個性があります。特にアルビレックスは肥育が難しい品種のようで、ひとつひとつ大きく太らせたくても、小さく複数の球根に分かれてしまう性質のようです。それが生産量の増加に繋がらない要因かもしれません。

それでも「ちっちゃくたってアルビレックス!」。アカデミー選手を育てる気持ちで、小さい球根を花壇で育てながらプロジェクトを続けて行くための取り組みでもあります。

球根は上下を間違えないよう慎重に……少し地面を掘って球根を定植していきます。

球根を定植し、土をさっと被せたあとは、上掛け用にブルーシートに取っておいた土をかけて表面を均します。最後に柵を立て、水やりをして花壇の植栽は完了!

球根から根が伸びた2週間後に化学肥料を追肥をする予定なので、本日の花壇作業はこれにて終了!

…なんですが、この日は天気も悪くなかったので、アディショナルタイムがありました。

予定よりも早く作業が終わったため、スーパーマダム方を中心にさらに草取りエリアを拡大! BBQコンロのあたりも草が伸びていたため、ここもスッキリさせよう! ということでもうひと踏ん張り!

お陰で花壇エリアがとてもスッキリしました! 参加してくださった皆さま、ありがとうございました!

これで春にアルビレックスが咲いたら、とても素敵なロケーションになるでしょうね! 冬を乗り越えて、無事にすくすく育ちますように!(選手も育ちますように!)

来春4月、小さいアカデミークラスの球根たちが、頑張って可愛い花を咲かせていると思います。アルビレックスが咲いたら見に来てくださいね!

タイトルとURLをコピーしました