上の画像は4月28日の県立スポーツ公園のアルビレックスたち。この日は天気も良く、午後の日差しにスワン大作戦のアルビレックスが輝いておりました。
遡って、その前日。いわてグルージャ盛岡戦を終えてこの場所に来てみると、先に咲き始めたアルビレックスが花弁を落としていました。
そのまま花弁を残しておくと、公園を散らかしてしまうし、病気の元になるので拾ってしまうことにしたのですが、ナイトゲーム終了後ですので辺りは暗く……そんな時に大活躍! プラネタスワン!
この日は今シーズン初のプラネタスワンとあって、電池を替えてきたのでバッチリ! 明るくプランターを照らしてくれます。…え? 勝利に浮かれた人にしか見えない?
ひとまず散った花弁を取り除き、翌日には花の終わったプランターだけ回収しました。29日にはここで「にいがたカナール彩2022」があるのです。幸い花はもちそうですから、訪れた方にも是非見ていただきたいものです!
次に訪れたのは4月30日のこと。前日29日は新潟市も午後から雨風の悪天候。にいがたカナール彩2022も午後2時過ぎにはイベントを終了して撤収したとのことでした。
アルビレックスがあの雨風に耐えられたか心配で来てみると、一部花弁が落ちてはいましたが、なんとか花が残っていました。
とはいえ4月17日に最初の一輪が咲いて約2週間。成長度合いの違うプランターを配置して長く楽しめるようにしていますが、そろそろ花も終わりごろ。触れれば花弁が落ちてしまう状態も多いため、全プランターを回収することにしました。
プランターを撤収したあとのオレンジ色がなくなったスペースが、やけに寂しく見えます。花の時期は1年のうち、ほんの一瞬。だからこそ愛おしくもあるのですね。
さて、感傷に浸る間もなく、残った花を摘み、次は球根を育てるフェーズに進行します。成長の足並みをそろえるために、スワン大作戦のアルビレックスはすべて花を摘み、聖籠花壇へ帰ります。
ちなみに球根を育てる場合の花の摘み方ですが、下の画像のように
花の下をつまんで → そのまま手首を返すように(上に引っ張らないこと!) → ポキッと折り取ります。もし、折れない場合は両手で、ダメならハサミを使って花を摘んでください。
葉は光合成で球根を育てるために残します。少し茎を長めに花を摘んで、水に挿して飾って楽しんでください。
もし花弁が落ちている場合は残さず拾い、花弁が落ちた花首(花弁が付いていたところ。おしべ・めしべも残さずに!)も摘み取ってくださいね!
今年は23日長崎戦、27日のいわて戦と2試合のホームゲームで開花時期を迎えたアルビレックス。試合日程次第のアクションではありますが、ビッグスワンやスポーツ公園を訪れた方を、つかの間笑顔にしてくれたのではないでしょうか。花は終わりますが、来春に向けてアルビレックスはまだまだこれからが育成本番となります。
最後になりましたが、ご協力くださった県立スポーツ公園のスタッフの皆さまにお礼申し上げます。
名残惜しいけれど、来春また、ここで!