#アルビチューリップって?

チューリップ「アルビレックス」ってなに?

新潟県オリジナル品種で、正式名称を「新潟3号」愛称を「アルビレックス」という、濃いオレンジ色に、明るい黄色の覆輪が出るユリのような咲き方をするチューリップのことです。

なんでチューリップが「アルビレックス」なの?

このページをご覧の方は、恐らく「アルビレックス」というと新潟を拠点とするスポーツクラブを連想されると思います。

それ、正解! 「アルビレックス」という名称を持つスポーツクラブ・チームは、

  • サッカー:アルビレックス新潟・アルビレックス新潟レディース
  • バスケ:新潟アルビレックスBB・新潟アルビレックスBBラビッツ
  • 野球:新潟アルビレックスBC
  • 陸上:新潟アルビレックスRC(ランニングクラブ)
  • ウィンタースポーツ:チームアルビレックス
  • レーシングチーム:アルビレックスRT(レーシングチーム)
  • チアリーディング:アルビレックスチアリーダース

と、スポーツのジャンルや拠点も多岐にわたります。

では何で、チューリップとスポーツという畑違いのものが組み合わせられたのでしょう?

出発点は時を遡って、1986(昭和61)年。新潟県は、新潟独自のチューリップを開発しようと品種交配を重ねていました。

2004(平成16)年、その中から商品として育成できそうなものを選んで「新潟○号」として品種登録し、少しずつ育成実験を重ねながら、年々球根を増やしてきました。

2004年というと、サッカー「アルビレックス新潟(以下アルビ)」が初めてJリーグ1部に昇格したシーズンでもありました。その数年前、サッカーW杯を機に新潟にサッカー熱がどんどん広がってきたところへアルビのJ1昇格。2003年にはJ2優勝で新潟市内で凱旋パレードが行われるなど、新潟がオレンジ色に染まってきたタイミングです。

少し時が飛んで2009(H21)年、新潟県のHPにて見つけた記事で初めて「アルビレックス」という名前を知りました。それによると、

オレンジの花色が、新潟が誇るサッカークラブ「アルビレックス新潟」のクラブカラーをイメージすることから、新潟3号の愛称を「アルビレックス」とする

※現在引用元HPがありませんが、当時新潟県の農業を研究している施設のHPより引用

とのこと。

新潟県の花として長年愛されている特産品のチューリップが、新潟のサッカー熱とアルビ愛に触れて「アルビレックス」が生まれた、ということなのです。

ちなみに当時、スタジアムへ毎試合通うほどのサポーターになっていた当方は、アルビが新潟をオレンジにしただけではなく、逆にオレンジのものがアルビだと思ってもらるほどの力があるんだ!と、衝撃受けたのを覚えています。

アルビレックスチューリッププロジェクトって?

新潟県オリジナル品種チューリップ「アルビレックス」で新潟を元気にしたい! という思いで活動するアルビレックス新潟サポーター有志の集まりです。

プロジェクトの基本目標
  • アルビレッジにアルビレックスを咲かせる ➡ #聖籠花壇 , #秋の植栽
  • ビッグスワンにアルビレックスを咲かせる ➡ #スワン大作戦
  • ホームゲームでチューリップを楽しもう! ➡ #花絵と花あそび
  • アルビレックスで新潟をもっとオレンジに! ➡ #アルビ応援プランター
  • アルビレックスで新潟をもっと笑顔に!元気に!

上記に掲げた基本目標をもとに、1年を通じて地味に・ゆっくりプロジェクト活動を行っています。

プロジェクトの立ち上げまでの話

前述の「なんでチューリップがアルビレックスなの?」と話は繋がっておりまして。

愛称が「アルビレックス」と知った当方は、2009(H21)年当時はまだ実物を見たこともなく「オレンジ色」で「ユリ咲きのチューリップ」というキーワードで妄想を膨らませている段階でした。もともとチューリップ好きだったこともあり、アルビレックスでビッグスワンがオレンジになったら素敵だな、家の庭にも植えて「おらんちのアルビレックス」とか面白いな、というレベルです。

実物を目にしたのは2013(H25)年、県内のチューリップイベントの会場でした。品種交配からなんと27年経過しています! この時もサンプルが展示してあるのみでしたが、初めて実物を見たとき、オレンジ色の花弁の先に明るい黄色が出ていて、まるでアルビくん(アルビレックス新潟のマスコット)の王冠のようだと思いました。そして同時に「これが私たちの花なんだ! 大事にしなければ!」と心が震えたのでした。

そして一般流通が始まったのが2015(H27)年頃。チューリップが交配から流通まで時間がかかることは知っていましたが、本当に30年かかかるんだ!と驚いているヒマもなく、まだ流通量が少なく入手するのも争奪戦状態。何せ初めての品種なので、どこで売っているかすら分かりませんでした。

翌年2016年(H28)年。チューリップ好きのサポーターが寄り合ってプロジェクトが発足します。まずはアルビレックスを知ってもらうところから。アルビに係る公共の場所でチューリップを植えて育てられる場所として、聖籠町にある聖籠スポーツセンターアルビレッジに花壇を作らせてもらうところからスタートしました。ここはアルビレックス新潟のクラブハウスがあり、練習を見学するサポーターや、サッカー大会の会場として使われている場所です。

それ以降の活動は前述の基本目標に沿って「花絵・花あそび」や「スワン大作戦」「アルビ応援プランター」と地道に進んできました。このHPで振り返ることができますので、そちらをご参照ください。

#アルビチューリップって?

このHPの名前にもなっている「#アルビチューリップ」とは、チューリップ「アルビレックス」が関わっている事柄の総称です。

HPよりも先にTwitterで発信を始めたので、できるだけ「#(ハッシュタグ)」を付けて発信し、後から情報を集約できるようにしました。

例えば、聖籠花壇でアルビレックスが咲いたよ! も、球根を植えたよ! も、ビッグスワンでアルビレックスが見ごろだよ! も全て#アルビチューリップです。

それだけではなく、当プロジェクトに関係なくても#アルビチューリップを付けてツイートしてもらうようにしていますので、私の家のアルビレックスが芽を出したよ! も、チューリップフェスティバルでアルビレックスがキレイだよ! もやっぱり#アルビチューリップです。

対象がチューリップという花だからでしょうか、#アルビチューリップのツイートにはほっこり笑顔にさせてくれるものが多い気がします。

こうしてWEBやSNS上でもアルビレックスを広めると同時に、少しでも多くの笑顔が生み出されることを願っています。

また、現在や過去の活動の様子、今後のイベントの告知、チューリップの植え方・育て方などもHPとSNSを通じて発信していきますので参考にしていただければ幸いです。

お願い

当プロジェクトはサポーター有志の活動ですが、その人手や資金もまたサポーターを中心に協力していただいて運営しています。

最近は新型コロナウィルス感染症対策の影響で、イベント等が行いにくくなっています。なので活動資金をお願いする機会も減少しています。また、スタッフも不足気味ですので、常に物心ともどもご協力をお願いしている状況です。

私、こんなことができるよ! こんなことをやりたいよ! は常に大歓迎です。当方も元は「ビッグスワンにアルビレックス植えたいな」からスタートしていますから、気軽にお尋ねいただければと思います。

お問い合わせは albirex.tulip.project@gmail.com までメールお願いします!

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