乾燥させたアルビレックスの球根を、サイズ別に分けてカウントします。写真でお分かりいただけると思いますが、非常に地道で、繊細な(?)作業なのです。
サイズ分けと言っても、これという明確な物差しがある訳ではなく(球根農家さんみたいな選別機があれば楽ですけどね~)、市販サイズを基準に目視で「大人」「大学生」「高校生」…といったクラス分けをします。よく小さいサイズの球根を「さしずめアカデミー生」なんて言ってますが、まさに気分はそれ。
ちなみにサイズクラスは
- 大 人(市販球サイズ) ←トップチーム
- 大学生(市販球よりやや小ぶり) ←ここから下はアカデミー さしずめU-22
- 高校生(市販球の半分くらい) ←U-18
- 中学生 ←U-15 ここまでは小さくても花が付く
- 小学生 ←U-12 花が付くか付かないか半々くらい
- 幼稚園 ←花は付かない
といった具合です。サイズ別にして数を数え、これを元に秋の植栽の計画を立てます。
それにしても、もっと他にネーミングが無かったのかと毎年思いますが、チューリップの球根は、大きい親球から小さい子球がいくつか作られます。その子球が市販球のサイズになるまで……ね? 選手も球根も育つのには時間が必要なんですよね!
サイズ別にネットに入れたら、球根は夏休み。秋の植栽の前にもう一度状態をチェックし、再カウントします。それまでゆっくりおやすみなさ~い!