5月初旬に花を摘んだチューリップのアルビレックスたち。
5月19日に聖籠花壇に置いておいたプランターの球根を試し掘りしたところ、立派な子球が育っているのが確認できました。光合成を終えて黄色く変色してきた葉がちらほら。花壇はまだ緑の方が多く見えます。来週あたりの天気をみてプランターを先に掘り上げることにしました。
どうしても花壇よりプランターの方が温度が高くなるため、球根も少しウエットな感じです。葉や茎、根が外せるものは全て外して、このまま1週間ほど乾燥させたのち、残った根などを外してさらに1週間ほど乾燥させます。蒸れないように途中で天地を返したりしています。
土が入ったままのプランターは花壇脇に重ねて置き、しばらく放置します。梅雨明けに一気に土をふるって天日干しする予定です。夏の大仕事です。
そしてさらに1週間後…と思ったら、雨天にて作業が伸びました。こればっかりはお天気次第の作業です。6月の初旬に花壇の掘り上げをしました。葉もいい感じに枯れてきています。
花壇の柵を取り外し、片っ端から移植ごてと手で掘ります。掘ったあとにも残しがないか手で土を浚います。なので、花壇は穴だらけになります。途中、ネズミが掘った穴をふさぎながら(球根を齧る憎いヤツ!)ひとつひとつ掘ります。
葉が緑で、球根から離れないものはそのまま掘り上げ、この状態で乾燥します(画像右側)。葉が球根に付いているとき、まだ葉が光合成をおこなって、球根に栄養を送ってくれるそうです。ただ、球根に陽が当たると乾燥しすぎるので、球根には新聞紙を被せて、半日陰で1週間ほど置きます。
花壇周りの草取りをして、夏の間に花壇に草が浸食しないようにします。…とはいえ、一雨ごとに草が元気出して来るんですけどね……夏に一度は草刈りをしなければなりません。
掘り上げたあとは土を均し、防草シートを張って作業完了!
乾燥作業も天気や状態をみつつ、少しずつ進めて梅雨前に終わらせなくては!
この冬は多少の雪が降ったものの、基本的に暖冬でした。なので雪が解けてからネズミの食害に遭い、花壇もプランターも被害に遭いました。次の秋に植えるときには何か対策をしないといけません。何かいい対策をお持ちの方! ぜひお知恵を貸してください!
何はともあれ、次は梅雨明け後にプランターの土ふるいなどの大仕事が待っています。この夏も暑くなりそう……お手伝いくださる皆さまと体調に気を付けつつ作業を行いたいと思います。
アルビにとってもいい夏になりますように!(ルヴァン杯も天皇杯もパリ五輪もあるしね!)