今年は春が早い、という予想だったのに、寒の戻りが凄すぎて……何なの、この雪!? 3月上旬には追肥をあげる予定にしていたので、10日に聖籠を訪れてみると、あたりは真っ白!
新々バイパスを新潟市から新発田方面に走っている道中から、だんだんと白くなってきたなあ…なんて思っていたらこの状態。
とはいえ、数センチほどの雪がふ~んわりと積もっているくらい。これでは追肥をできないので、状況確認だけして引き上げることに。
翌週17日に再度訪れてみると、雪の影もなく(もう翌日には消えている程度だったのだ)元気な姿のアルビレックスたちが出迎えてくれました。
花壇は育成用に小さめの球根を植えてありますが、葉の大きさも申し分なく順調に育っています。
さらにプランター(スワン大作戦・アルビ応援・アイシテル西区)は花壇と比べると若干遅れが見えますが、週を追うごとに大きく育ってきています。4月には花壇もプランターも差が無くなるでしょう。
当初、雪があったり、まだ成長が進んでいないうちは気に留めていなかったのですが、3月の半ばあたりからハッキリ見えてきたものがあります。
そう、ネズミの食害です。
ネズミは冬の間ではなく、春になってから球根を齧りに来ます。他に食べるものがないとはいえ……こんなに大量の被害に遭うのは初めてで、正直かなりショッキング。
過去にもネズミの食害には遭っていますが、ここまでひどい事もなく、一時は花壇の中へコンテナを置いて植栽するなど対策を取ったこともありました。ここ数年は小さめの育成球を植えていたこともあり、さほどの被害が出なかったため油断もあったのだと思います。
状況的には花壇の1/3ほどを齧られ、プランターは植えた球根の半分以上食害に遭ったものが5基、1~2球食害にあったものが5基。ビッグスワンを中心に展開するプランター設置も、この被害を受けて規模を縮小しなければならなくなりました。
雪が少ない暖冬が続くと、春にネズミや虫などの数が増えることがあります。人間にとって小雪は楽な面もありますが、他の動植物のサイクルが変わってくるほど影響があるんですね(特に今年の夏は水不足が心配です)。
ひとまず、残されたアルビレックスたちと現状を守りつつ(と言ってもこの段階ではネズミ穴を潰していくくらいしかできませんが)、開花まで頑張るしかありません。
くっそ、ネズミめ! 残った花全部咲かせてやるわ!!